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『鉄道の「鉄」学 車両と軌道を支える金属材料のお話』が第41回「交通図書賞」を受賞しました!

『鉄道の「鉄」学 車両と軌道を支える金属材料のお話』が第41回「交通図書賞」2部の技術部門を受賞しました。

交通図書賞とは:交通に関する優秀な図書を選び推奨することで、交通知識の普及や交通従事者の教養の向上などを目指した賞です。 交通協力会が主催で、共催に交通新聞社、後援に運輸調査局となっているこの賞は、第1回の1975年から今年で第41回を迎える歴史ある賞です。

2016年3月25日に行われた受賞式の様子はこちらになります。

本書は、鉄道車両技術を語る上で重要な金属材料の知識をまとめ、鉄道の発達を支えてきた材料の歴史を語る本です。鉄道の車体や車輪、各構成要素の技術向上のために、何故その材料が使われたかなど、開発の歴史や技術の、移り変わりと特徴を中心に丁寧に解説しています。 鉄道に対してより深い知識を得たい方にも満足のいく内容になっています。


その他、オーム社eBook Storeで購入できる、鉄道関連の書籍はこちらです。

本書は、鉄道車両(とくに電車)の種類や構造、実際に駆動するしくみや、設計・製造、保安や運転などの現場の実情と鉄道事業者の業務の実情を取り上げ、まとめたものです。車両だけでなく、駅舎とのやりとりや信号・保安システムの関係についてもふれています。 鉄道車両技術を工学としてとらえるための書籍になっており、技術の原理、由来、あるべき姿を理解するために適した本になっています。


電車の信号・保安システムをより詳しく知りたい方は次の本はいかがでしょう。

書名にあるとおり、日常的に鉄道の安全を守りながら列車をダイヤに沿って動かしている運行管理システムや、信号・保安システム、転てつ装置や踏切などのしくみがわかる書籍です。 信号のやりとりや各種装置を図を用いて丁寧に解説しているので、初めて鉄道技術に触れる方にも分かりやすい内容になっています。データ資料源としても利用できます。


オーム社eBook Storeでは、上記でご紹介した技術関係のものだけではなく、鉄道模型に関する本もあります。

DCCの基礎知識をはじめとして、DCCデコーダーの取り付け、コントロールに必要な各種設定、DCCの特徴を生かした運転方法、そして発展的な使い方のヒントを解説しています。 写真や図が多く使われているので、DCC初心者の方でも分かりやすく求める情報が手に入ります。


こちらは、『DCCで楽しむ鉄道模型』の続編として、DCCの利用方法としてもっとも注目されているサウンド機能やファンクションの制御など、より発展的にDCCを楽しむためのテーマに特化し、各々の実装テクニックを詳説しています。


その他、オーム社では第40回「交通図書賞」2部の技術部門にノミネートされた『電気鉄道技術変遷史』などがあります。 詳しくはこちらをご覧ください。

また、2016年4月の新刊として『交通システム 第2版』も発売されます。 交通施設計画の最新の知見が盛り込まれた本書は、交通計画を初めて学ぶ学生の方でも無理なく読み進められる内容となっています。

鉄道に興味のある方はもちろん、これから鉄道趣味を始めようという方も、オーム社ならびにオーム社eBook Storeの書籍を、手にとっていただければ幸いです。