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新刊『対応分析入門 原理から応用まで 解説◆Rで検算しながら理解する』と、統計本のご紹介

こんにちは。全国的に厳しい寒さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

このたび、2015年11月に発行されました『対応分析入門 原理から応用まで 解説◆Rで検算しながら理解する』のPDF版が発売開始となりました。

本書は、SPSSSASを使って統計分析手法「対応分析」(コレスポンデンス分析)の初学者向けに解説された“APPLIED CORRESPONDENCE ANALYSIS: An Introduction”の全訳に加え、訳者がRを用いて「検算」して内容を解説するという、とてもユニークな書籍です。「検算」をしながらの解説を読みすすめることで、より理解が深まる構成となっています。


さて、オーム社の統計本といえばマンガでわかる統計学が代表的な位置にありますが、今回は、eBook Storeで読める統計関連本の紹介です。

最初の一冊としてお勧めしたいのが『入門 統計学 ―検定から多変量解析・実験計画法まで―』です。統計の分析手法がわからない読者に向けて書かれています。

今度はEcxelを使った統計の解説書です。オーム社には「Excelで学ぶ」というシリーズがありますが、その基本コンセプトには「Excelを使って難しい技術をわかりやすく」という意味合いもあります。『Excelで学ぶ統計解析入門 Excel2013/2010対応版』は、統計に特化した解析ソフトを使わなくても、Excelの機能を用いて統計の基礎を学ぶことができます。

すでに統計学を学んでいる方ならご存知かと思いますが、世の中には統計解析に特化した言語やソフトウェアがあります。『Rによるやさしい統計学』は、その代表格であるフリーの統計解析言語「R」の使い方と統計学の理論を学べる書籍です。

次に紹介する『SPSSによるやさしい統計学 第2版』は、国内シェアの多くを占めている統計解析ソフト「SPSS」で解説された書籍です。大学で、会社で、SPSSが導入されている方は手に取ってみてください。

もう1つ、メジャーな統計解析ソフトといえば「SAS」です。『統計を知らない人のためのSAS入門』は、厳密にいうと「統計の解説本」ではないのかもしれませんが、「会社にSASがあって使わないといけない、使いたいんだけど統計わかんない」という人のための入門書です。書籍の導入部分には、井上いろはさん作画のマンガが使われているので、無理なく本の内容に入っていけます。なお、Ver.9.3対応版も発行されています。

以上6点のほかにも、オーム社eBook Storeには、基本の解説から高度なものまで、統計関連の商品をたくさん取り揃えています。ぜひ、お立ち寄りください!