『グッド・マス ギークのための数・論理・計算機科学』発売記念キャンペーン終了のお知らせ
『グッド・マス ギークのための数・論理・計算機科学』発売記念キャンペーン終了のお知らせ
6/25~7/9まで開催していた『グッド・マス ギークのための数・論理・計算機科学』発売記念キャンペーンは、おかげさまで盛況のうちに終了いたしました。ご利用いただいたみなさま、情報を共有してくださったみなさま、ありがとうございました。また、このキャンペーンの実現にご協力・ご尽力くださった関係者の方々にも、あらためて感謝いたします。
これからも引き続き、みなさまのお役に立つ電子書籍ストアを目指して企画運営を進めていきたいと思います。今後とも、オーム社の電子書籍とeBook Storeをどうぞよろしくお願いいたします。
プログラマ向け数学本
こんにちは。全国的にも梅雨入りして、じめじめした日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
最近、数学本が話題になっているそうですね。オーム社の近所にある三省堂本店でも、数学本コーナーが設置してあり、 「小学算数を徹底的に解説した本」や、「人間関係にも役立つ数学本」などがありました(2016年6月現在)。
そこで今回は、オーム社eBook Storeで取り扱いのある、プログラマのための数学本を中心に紹介します。
まずは、2016年6月の新刊から。
『グッド・マス ギークのための数・論理・計算機科学』
Mark C. Chu-Carroll著 cocoatomo訳
A5判 280頁
仕事、趣味、勉学を問わず、日々プログラミングに触れている人向けの本です。 本格的な数学を用いてプログラミングの理論や計算機科学の深い内容を楽しく学べる内容になっています。 著者と訳者の方の、数学への思いが伝わってくる一冊です。
お次はこちら。
本書は、プログラマとしての力を伸ばしたい方にオススメです。課題もプログラマの思考力を鍛えるパズルが多くあります。
また、プログラミングにも役に立つ、線形代数や確率統計を学べる本もあります。
『プログラミングのための線形代数』
平岡和幸・堀玄 共著
B5変型判 384頁
画像処理や、構造化されたデータを扱う処理の背景となる学問である線形代数を、しっかり学びたいと考えているプログラマの方は多いのではないのでしょうか? 構成も、プログラミングをする人向けになっていて、分かりやく説明しています。
『プログラミングのための確率統計』
平岡和幸・堀玄共著
B5変型判 384頁
数学的な概念のイメージを補うわかりやすい日本語と図表、そして動作するプログラム(本書では主に確率的な事象のシミュレーションに利用)により確率統計が理解できる内容になっています。
このほかにも、プログラマ向けの数学本ではありませんが、オーム社eBook Storeでは、さまざまな、数学本を取り扱っています。
線形代数と、確率統計に加え、微分積分をもっと基礎から学びたい方には、以下の3冊がオススメです。
『数学チュートリアル やさしく語る 確率統計』
西岡 康夫 著
A5判 192頁
『数学チュートリアル やさしく語る 確率統計』
西岡 康夫 著
A5判 224頁
『数学チュートリアル やさしく語る 微分積分』
西岡 康夫 著
A5判 225頁
また、もっと気軽に数学を勉強したいと考えている方には、こちらの2冊はいかがでしょうか。
『身近な数学の記号たち』
岡部恒治・川村康文・長谷川愛美・本丸諒・松本悠共著
A5判 186頁
『大人の算数・数学再学習 ─小中高12年─』
饒村 曜 著
A5判 263頁
アートやデザインに関係する数学本も置いています。 美術系の分野にも興味のあるかたにはこちら。
『デザインのための数学』
牟田 淳 著
A5判 280頁
『アートを生み出す七つの数学』
牟田 淳 著
A5判 244頁
数学はさまざまな分野に役立つ学問だと思います。今回、紹介した本の中に、皆さんが楽しく読める本があれば嬉しいです。
『鉄道の「鉄」学 車両と軌道を支える金属材料のお話』が第41回「交通図書賞」を受賞しました!
『鉄道の「鉄」学 車両と軌道を支える金属材料のお話』が第41回「交通図書賞」2部の技術部門を受賞しました。
交通図書賞とは:交通に関する優秀な図書を選び推奨することで、交通知識の普及や交通従事者の教養の向上などを目指した賞です。 交通協力会が主催で、共催に交通新聞社、後援に運輸調査局となっているこの賞は、第1回の1975年から今年で第41回を迎える歴史ある賞です。
2016年3月25日に行われた受賞式の様子はこちらになります。
『鉄道の「鉄」学 車両と軌道を支える金属材料のお話』
松山晋作 編
A5判/308ページ
本書は、鉄道車両技術を語る上で重要な金属材料の知識をまとめ、鉄道の発達を支えてきた材料の歴史を語る本です。鉄道の車体や車輪、各構成要素の技術向上のために、何故その材料が使われたかなど、開発の歴史や技術の、移り変わりと特徴を中心に丁寧に解説しています。 鉄道に対してより深い知識を得たい方にも満足のいく内容になっています。
その他、オーム社eBook Storeで購入できる、鉄道関連の書籍はこちらです。
『鉄道車両技術入門』
近藤圭一郎 編
A5判/288ページ
本書は、鉄道車両(とくに電車)の種類や構造、実際に駆動するしくみや、設計・製造、保安や運転などの現場の実情と鉄道事業者の業務の実情を取り上げ、まとめたものです。車両だけでなく、駅舎とのやりとりや信号・保安システムの関係についてもふれています。 鉄道車両技術を工学としてとらえるための書籍になっており、技術の原理、由来、あるべき姿を理解するために適した本になっています。
電車の信号・保安システムをより詳しく知りたい方は次の本はいかがでしょう。
『鉄道信号・保安システムがわかる本』
中村英夫 編著
A5判/148ページ
書名にあるとおり、日常的に鉄道の安全を守りながら列車をダイヤに沿って動かしている運行管理システムや、信号・保安システム、転てつ装置や踏切などのしくみがわかる書籍です。 信号のやりとりや各種装置を図を用いて丁寧に解説しているので、初めて鉄道技術に触れる方にも分かりやすい内容になっています。データ資料源としても利用できます。
オーム社eBook Storeでは、上記でご紹介した技術関係のものだけではなく、鉄道模型に関する本もあります。
『DCCで楽しむ鉄道模型』
松本典久 著
B5変型判 228ページ
DCCの基礎知識をはじめとして、DCCデコーダーの取り付け、コントロールに必要な各種設定、DCCの特徴を生かした運転方法、そして発展的な使い方のヒントを解説しています。 写真や図が多く使われているので、DCC初心者の方でも分かりやすく求める情報が手に入ります。
『DCCで楽しむ鉄道模型 サウンド・応用編』
松本典久 著
B5変型判/208ページ
こちらは、『DCCで楽しむ鉄道模型』の続編として、DCCの利用方法としてもっとも注目されているサウンド機能やファンクションの制御など、より発展的にDCCを楽しむためのテーマに特化し、各々の実装テクニックを詳説しています。
その他、オーム社では第40回「交通図書賞」2部の技術部門にノミネートされた『電気鉄道技術変遷史』などがあります。 詳しくはこちらをご覧ください。
また、2016年4月の新刊として『交通システム 第2版』も発売されます。 交通施設計画の最新の知見が盛り込まれた本書は、交通計画を初めて学ぶ学生の方でも無理なく読み進められる内容となっています。
鉄道に興味のある方はもちろん、これから鉄道趣味を始めようという方も、オーム社ならびにオーム社eBook Storeの書籍を、手にとっていただければ幸いです。
「分厚い本」を電子書籍で持ち歩く
こんにちは。今回は、オーム社eBook Storeで買える電子書籍版のうち、「紙の本だと重量級」な技術書を紹介します。
かつてB5変形判が主流だったコンピュータ書籍ですが、A5判サイズのものも増えてきた印象があります。 コンパクトな本にはコンパクトな本のメリットがありますが、これから紹介する7冊は、「情報の詰まり具合」に大きなメリットのあるものばかりです。
最初に紹介する2冊は、400ページ半ばの情報がカラーで掲載されていて、視覚面からも読みごたえ十分。その道のプロの方が丁寧に解説している内容と実用的なコンテンツは、眺めているだけでも楽しくなります。
『FLASHアニメーション制作バイブル』
A.e.Suck 著
B5判/448ページ
『Unityで神になる本。』
廣 鉄夫 著
B5変判/449ページ
次は、2014年7月に再販されたコンピュータ書籍の名著です。本書の初版は2000年。当時はこのような設計のコンピュータ書籍は珍しくなかったように思いますが、今となってはちょっと大きめな印象です。ちなみに本書は、原書と日本語版のページ番号(ノンブル)が同じというレイアウトになっています。手元に原書のある方は、比べてみてください。
『新装版 リファクタリング 既存のコードを安全に改善する』
Martin Fowler 著/児玉公信・友野晶夫・平澤 章・梅澤真史 共訳
B5変判/488ページ
こちらの初版は2008年。もともとはB5変形版だったところ、中身を充実している段階でページ数が増えてしまい、1ページに情報をたくさん入れられるよう、B5判に変更した、という経緯があります。それでも500ページを超えてしまいましたが、充実の内容となっています。
『FileMaker Pro 開発運用講座 第2版』
株式会社ジェネコム 監修/高岡幸生 著
B5判/516ページ
こちらも『新装版 リファクタリング 既存のコードを安全に改善する』と同様にオーム社での再販書籍です。第1版は約400ページなところ、オーム社版は520ページとなっています。担当者に話を聞いたところ「Rの新しい部分を加えたりレイアウトを変えたりした結果、ページ数が大幅に増えた」とのことでした。紙版は現在、おかげさまで7刷めとなっております。ありがとうございます!
『The R Tips 第2版―データ解析環境Rの基本技・グラフィックス活用集―』
舟尾暢男 著
B5変判/520ページ
次に紹介する本も500ページ超の書籍です。原書は648ページのところ、編集とレイアウトに工夫を重ね、500ページ台に押さえることができました。
『型システム入門 プログラミング言語と型の理論』
Benjamin C. Pierce著/住井英二郎 監訳
遠藤侑介・酒井政裕・今井敬吾・黒木裕介・今井宜洋・才川隆文・今井健男 共訳
B5変型判/520ページ
最後は100ページも差をつけて断トツの600ページ超えです。こちらは、電子版だと全ページがフルカラー。原著者によるゆかいなイラストと親しみやすい翻訳文ともに、Erlangの魅力を知ることができる書籍です。
『すごいErlangゆかいに学ぼう!』
Fred Hebert 著/山口能迪 訳
A5判/624ページ
# ちなみに、今まで編集校正をしてきたなかで一番ページ数の多かった単行本は、総ページ1000超えの3ds max4完全ガイドでした。大変でした。
持ち歩きたいけど鞄に入らない、移動時間にじっくり読みたいけど重くて荷物になる……。そんなときは、電子版での購入もご検討いただけると嬉しいです!
新刊『対応分析入門 原理から応用まで 解説◆Rで検算しながら理解する』と、統計本のご紹介
こんにちは。全国的に厳しい寒さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
このたび、2015年11月に発行されました『対応分析入門 原理から応用まで 解説◆Rで検算しながら理解する』のPDF版が発売開始となりました。
本書は、SPSSとSASを使って統計分析手法「対応分析」(コレスポンデンス分析)の初学者向けに解説された“APPLIED CORRESPONDENCE ANALYSIS: An Introduction”の全訳に加え、訳者がRを用いて「検算」して内容を解説するという、とてもユニークな書籍です。「検算」をしながらの解説を読みすすめることで、より理解が深まる構成となっています。
『対応分析入門 原理から応用まで 解説◆Rで検算しながら理解する』
Sten-Erik Clausen著/藤本一男 訳・解説
A5判/227ページ
さて、オーム社の統計本といえばマンガでわかる統計学が代表的な位置にありますが、今回は、eBook Storeで読める統計関連本の紹介です。
最初の一冊としてお勧めしたいのが『入門 統計学 ―検定から多変量解析・実験計画法まで―』です。統計の分析手法がわからない読者に向けて書かれています。
『入門 統計学 ―検定から多変量解析・実験計画法まで―』
栗原伸一 著
A5判/336ページ
今度はEcxelを使った統計の解説書です。オーム社には「Excelで学ぶ」というシリーズがありますが、その基本コンセプトには「Excelを使って難しい技術をわかりやすく」という意味合いもあります。『Excelで学ぶ統計解析入門 Excel2013/2010対応版』は、統計に特化した解析ソフトを使わなくても、Excelの機能を用いて統計の基礎を学ぶことができます。
『Excelで学ぶ統計解析入門 Excel2013/2010対応版』
菅 民郎 著
B5変判/304ページ
すでに統計学を学んでいる方ならご存知かと思いますが、世の中には統計解析に特化した言語やソフトウェアがあります。『Rによるやさしい統計学』は、その代表格であるフリーの統計解析言語「R」の使い方と統計学の理論を学べる書籍です。
『Rによるやさしい統計学』
山田剛史・杉澤武俊・村井潤一郎 共著
A5判/200ページ
次に紹介する『SPSSによるやさしい統計学 第2版』は、国内シェアの多くを占めている統計解析ソフト「SPSS」で解説された書籍です。大学で、会社で、SPSSが導入されている方は手に取ってみてください。
『SPSSによるやさしい統計学 第2版』
岸 学 著
A5判/232ページ
もう1つ、メジャーな統計解析ソフトといえば「SAS」です。『統計を知らない人のためのSAS入門』は、厳密にいうと「統計の解説本」ではないのかもしれませんが、「会社にSASがあって使わないといけない、使いたいんだけど統計わかんない」という人のための入門書です。書籍の導入部分には、井上いろはさん作画のマンガが使われているので、無理なく本の内容に入っていけます。なお、Ver.9.3対応版も発行されています。
『統計を知らない人のためのSAS入門』
大橋 渉 著
A5判/232ページ
以上6点のほかにも、オーム社eBook Storeには、基本の解説から高度なものまで、統計関連の商品をたくさん取り揃えています。ぜひ、お立ち寄りください!
電子書籍で資格のお勉強
明けましておめでとうございます。本年もオーム社eBook Storeをよろしくお願いいたします。 さて、新しい年に新しいことを始めたい! という皆さんに、電子版で読めるおすすめの資格試験本を紹介します。
まずは「本当によく出る」と評判の、「看板に偽りなし」な「危険物取扱者乙4類」試験対策本です。
『ホントによく出る 乙4類危険物試験 問題集』
鈴木幸男 著
A5変判/280ページ
危険物取扱者乙4類の資格を持っていると、ガソリンや重油など引火液体の取り扱いや現場への立ち会いが可能となります(ガソリンスタンド勤務に有利、とはよく聞きますよね)。
受験資格や日程などの試験詳細は、一般財団法人 消防試験研究センターのサイトをご覧ください。
現場監督などをはじめとする施工管理の仕事に就くには、「施工管理技士」という資格が必要不可欠です。建築施工管理技術検定の1級試験に合格すると、ほとんどの工事現場で管理者として活躍することができます。本書は、1級建築施工管理技士の学科試験に合格するための本です。
『これだけマスター 1級建築施工管理技士 学科試験』
オーム社 編
A5変判/384ページ
ここでの紹介は1級建築施工管理技士の学科試験対策本ですが、実地試験の対策や2級試験についても、電子版での用意があります。
受験資格や日程などの試験詳細は、一般財団法人 建築業振興基金のサイトをご覧ください。
最後は、品質管理(QC)についての資格本です。
『QC検定2級 合格ポイント解説』
山下正志・塚田光平・森富美夫 共著
A5変判/279ページ
品質管理は、作る側にも管理する側にも、発注する側にも欠かせない知識ではないでしょうか。本書で扱っている2級試験の知識を取得すると、チームリーダーとしての業務に役立ちます。
受験資格や日程などの試験詳細は、一般財団法人 日本規格協会のサイトをご覧ください。
ほかにも、工事担任者DD第3種 徹底研究 改訂2版、二級ボイラー技士試験 攻略テキスト、らくらく解ける 国内旅行業務取扱管理者 必勝問題集、医師事務作業補助者 演習問題集などなど、多数のラインナップがあります。気になる資格がある方は、オーム社eBook Storeまで!
【ご連絡】年末年始サポート休業のお知らせ(12/29-1/4)
こんにちは。eBook Storeスタッフの高尾です。2015年も、残りわずかとなりました。
オーム社は、12/29(火)から1/4(月)まで休業させていただきます。 休業期間中はeBook Storeのシステムは稼働しておりますので書籍の購入などは可能ですが、 この間にいただいたお問い合わせ、サポートへの対応などは原則として1/5(火)以降の対応になります。 ご不便をおかけしますが、ご了承いただけますと幸いです。
新年は1/5(火)から業務を開始いたします。 本年も読者の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございます。 2016年も、オーム社eBook Storeをなにとぞよろしくお願い申し上げます。